2009年05月17日

"誰の"名盤なんでしょう?ヘレン・メリル でも日本のスタンダードです。



大橋巨泉氏が、「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」のことを、「あれはクリフォードブラウンの名盤であって、ヘレンメリルの名盤じゃない」とのたまっていました。
でも、クリフォードブラウンの名盤といえば、フツーはマックス・ローチと一緒に演奏しているアルバムのことです


別の人に言わせると、「これはアレンジャーである、クインシー・ジョーンズの名盤だ」とも言っていますが、そうなるとマイケル・ジャクソンの「スリラー」もクインシーの名盤だということになりますが、フツーはマイケル・ジャクソンの名盤です。


肝心のヘレンメリルがすっかり忘れられているのですが、きっとジャズにお詳しい人は、ヴォーカルアルバムを認めたくないのでしょう。


アルバムというのは、多くの人の共同作品ですから、誰か一人の功績ということはありません。筆頭名義がヘレン・メリルなのですから、これはヘレン・メリルの名盤です。


ちなみに、このアルバムは日本のジャズヴォーカルのスタンダードとなっています。日本人女性シンガーのアルバムには、このアルバムの「ドント・エクスプレイン」とか「ユードビーソーナイス」とかを収録すれば、売り上げ2割増しと言われます。
というか、いつまでも歌わないでいると、「なんで歌わないんだ」と文句が出たりします。


ちなみに、売り上げをあと一歩伸ばしたければ、やっぱりクリフォード・ブラウンが参加しているサラ・ヴォーンのアルバムでおなじみの「バードランドの子守歌」を入れればよいでしょう。

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2009年05月14日

内田光子の弾くモーツァルトが悲しいまでに美しい件について



内田光子の弾くモーツァルトの響きは、どこか映画「おくりびと」のシーンを思わせます。短調の曲が悲しげなのは当然だとしても、モーツァルトが成し遂げた「秋色の愁いに満ちた長調」の響きを、内田光子ほど感動的に弾ききったピアニストはいないと思います。

そんな内田光子は、どうも熱狂的なフルトヴェングラー信者らしいのです。

フルトヴェングラーをフィルムで見ると、これほど出ている音と振っている人の姿が一致した指揮者はないですね。姿を見ていると、フルトヴェングラーの音が聴こえちゃうんです。もし私がオケの中でひいていたら、絶対にその、フルトヴェングラーが求めている音しか出せないと思う。それほど、彼の場合は、姿の中に音がそっくり出ているんです。
そうですか、音に演奏者の個性を最大限込めるのがポリシーの人なら、かの涙を振り絞るようなコンチェルトやソナタも納得がいきます。

モーツァルトの「明るい悲しみ」を堪能した人なら、何を置いても聴いて欲しい。内田光子

ソナタもオススメです。物憂い冬の昼下がりに一人物思いにふけるような、そんな演奏です。

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2009年05月13日

木村カエラの新曲「BANZAI」が妙にperfume入っている件について



木村カエラの前回のシングルは、初バラードということで、ちょっと大人路線入るのかなと思っていたところに、今回の新作はいきなりダンスナンバーで、しかも妙にperfumeとかぶっているのは、いったいどうしちゃったんでしょう?

考えてみれば、カエラの音楽って、J-popの中ではかなりロック寄りだったんですけど、最近ではガールズロックならチャットモンチーにお株を奪われている雰囲気もあって、実は迷走しているんじゃないかと気になります。

まぁ先入観なしに聴けば、なかなか楽しいダンスチューンで、新境地開拓なのかもしれません。

ただ、テレビでプロモやっていたのを見た限りでは、カエラ「踊りが下手」です。(笑)

6月に新作フルアルバムが出るようなので、まずは期待してみましょう。

posted by さなやん at 07:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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